とうほく、かんとう。#3
この記事は、Wugtodon Advent Calender 2019の16日目の記事です。
参加させていただきありがとうございました。
どうもこんばんは。
生きてます。生存報告ってやつです。死んだと思ってた? 前回記事更新が10月という事実に震えている今日この頃です。そもそも大学が忙しくて、撮影にも頻繁に行けてないような気がします。
忘れさられかけている遠征記事の3日目になります。折り返し地点ですね。旅から帰って3か月でようやく折り返しです。更新頻度上げろやこの野郎
…すみません、今日はボリューム多めなのでゆるして
Day3 September 19th
AM7:49 Kaminoyamaonsen Sta.
朝のかみのやま温泉、ホームには予想に反してけっこうな人が。
トップバッターは719系でした。昨日は見られなかったやつなので嬉しい。
車内は平日の朝だからか、けっこう混んでたなぁ、、
サークル仲間が地元の人と思われる方と話していて楽しそうでした。
AM8:10 Yamagata Sta.
なんだか見慣れない水色のキハ110っぽいのが止まってました。
調べてみたらキハ101形という左沢線専用の車両らしいです。FRUIT LINERとかいうくらいならもうちょいかっこいいお顔にすべきではないかなんて思ってしまったり。E721あたりの。
新庄行きに乗り換え、北へぐんぐん進んでいきます。道中こんな景色しかなくてサークル仲間の大半は寝てましたね。
AM9:56 Shinjo Sta.
この時はじめて知ったんですが奥羽本線って新庄で系統が完全に分断してるんですね。両側ともに頭端式ホームになってて、物理的にまたがることはできないと。この分け方ははじめて見ました。
ここからは奥の細道湯けむりライン…もとい、陸羽東線で気動車の旅。乗るやつは本当のキハ110系です。本当のって何だよ
動画を回してたりしたんですが、割と飽きが来ないなーといった印象。景色こそ田園渓谷風景が延々と続くわけですが、短いトンネルを何回も出たり入ったり、自分たちと同じ境遇であろう旅人たちを写したり…
アングル探すのって案外面白いですね。
AM11:06 Naruko-Onsen Sta.
2度目の温泉駅。なおここでは入らない模様。次の列車までに昼飯と周辺観光を。
それにしても、どこか寂しげな町です。
名前のインパクトもそうですが、こけしが境内に置かれていたり、こけし研究家であった深沢要さんという方が詠んだ「こけし歌碑」なるものもあって、鳴子らしいなぁと。面白い。
ちなみに歌詞。
みちのくは 遥かなれども夢にまで こころの山々 こころのこけし
みちのく。つまり東北地方。「遥か」先の地であった東北に今いるということが、「夢にまで」叶った。そんな感じがしました。
それにしても流石は温泉郷、硫黄の臭いがすごい。
今度来た時はちゃんと湯に浸かりたいですね。
一応、駅併設の小さな足湯には足を突っ込んだわけですが。それじゃダメだろ。
「新庄行きが来る」という情報をもとに近くの踏切でサークル仲間と撮り鉄。温泉より列車。なんでだよ。
列車が長時間来ないため改札が開いてませんでした。こんなことあるんですね。The 田舎駅って感じ。
小牛田を目指して再びキハ110へ。
— 鷺 (@moka223_w30) 2019年9月19日
これは咄嗟に思い付いたネタです。見逃して
PM3:21 Kogota Sta.
E721系に乗れました。首都圏でおなじみの自動放送がここまで流れるとは、東日本も広い。
車内では相変わらず動画を回してました。それくらいしかできねぇし。
PM4:50 Sendai Sta.
ようやく宮城のターミナルに到着。サークル旅はここで解散。夕食を探しに行く人もいれば在来線でさらなる地へ行く人もいますが、私は地下鉄駅へ向かいます。
ホテルのある勾当台公園へ。
ばんめし
ホテルに荷物を投げ込んだらもう19時。ということで晩飯へ。
一度は本場で食べたかった牛タン。食べごたえが最高すぎる。
至福のひとときでした。
食べ終えた後は夜の定禅寺通りを少し歩きます。
建物の照明がきらびやかに輝いていて交通量も多いの対して静寂を保つこの歩道。何が言いたいかって?もう雰囲気最高だよ。
Kotodai-koen→Sendai
東西線に乗り換えるため仙台まで戻ってきました。
照明の使い方が上手いことできてるなといった感じ。デザインも「ひじょうに よい」以外の感想が出てこない。自分はこういうのに弱いんだなーと気づかされました。
2つのヘッドライトが、真っ暗だった軌道を明るく照らす…
東西線、車両のデザインかっこよすぎてオアアアアアアってなりました。The 先進的。
PM7:45 International Center Sta.
例のデッキです。MV見てから訪れたかったところ。画角もMVに寄せてみました。
あれで見たのと全く同じ光景で震えました。こんなとこで彼女らは歌ってたんだなーと。いや全く同じ場所だから当然だろ
こんなところの真下に地下鉄が通ってるだなんて考えると面白いですね。
映像も勿論、曲も最高なのでぜひ一度シングルをツタヤとかで借りてみてください。
そんな真下を通る地下鉄をバルブで。ヘッドライトは流石に眩しすぎて無理でしたが、テールライトは見事にいい感じに光跡が残りました。ちょうど向かう先が仙台方なので、都市の中心部に向かっていく感じがもう最高。カッコよさマシマシです。
さっきからテンション上がりまくりだな。
PM8:44 Sendai castle
ヤバい!!!!!!!!!!!!!最高!!!!!!!!!
目を疑いました。
ゲシュタルトが崩壊しました。
テンションが最高潮に達しました。
一面に広がる光という光。美しすぎる。美しすぎて言葉が出ない。
正直、ここにたどり着くまでそれほど期待はしていませんでした。が、その予想を大きく裏切る形でこの夜景が現れたんです。今でもこの写真を見返すたびに「仙台に行きたい」という気持ちをそぐわせる、そんな光景でした。たぶん、人生で衝撃を受けたランキング第1位か、少なくとも2位くらいには入ってます。
必ずまた来ます。必ず。
帰り道、道を迷いかけて照明が少ない暗い道を少しおびえながら進んだのは内緒です。
国際センター駅まで戻ってきました。それにしても本当に地下鉄の駅とは思えない。立派な地上駅舎です。
ホテルに帰ったら22時過ぎてました。地味に人生初の一人ホテルだったので、こういうことができるのは一人旅の強みですね。
折り返しの日、旅の3日目が終了しました。ここまで見てくださった方が何人いらっしゃるのか。
「忘れていないこと・もの」って、どれだけ衝動的にそれを受け止めたかで記憶への焼き付けの度合が違うんだなぁと只今キーボードを叩きながら思いました。あの仙台の夜景も、衝動レベルはマックスです。いや、限界突破してますね。限界オタクか。いろいろ語りだすと止まらんかなぁって思ったらそうでもなくて、逆に「美しい」以外の言葉しか出なかった。そんなこともあるんですね。隙自語オタクをあそこに投げ込んだらどんな風に自分語りしてくれるんだろ?
最高の光景を見せてくれた。伝えるならそれだけで十分です。
「忘れていないもの・こと」、これからどんどん増やしていきたい限りだなぁとも思いました。いろんなところへ行って、そんな思い出を作りたい。学生の本業が勉強なのはさておいてこれからもまだ行ったことのない地へ、どんどん足を踏み入れたいですね。
今後の抱負を適当に語ったところで〆とします。それではまた